JA共済のこども共済「学資応援隊」クレジット払いOK、小学生でも加入できる【FP監修】

JA共済の学資保険学資応援隊

 農協の学資保険こと、JA共済の学資保険が「JA共済のこども共済 学資応援隊」です。

 学資応援隊は、学資金がメインの返戻率の高いタイプ。

 このほか、祝金+子供の死亡保障がついた「にじ」、さらに子供の死亡保障が手厚くなった「えがお」があります。

 学資金型の学資応援隊は、2019/4/1に共済掛金(保険料)の改定があり、給付率(返戻率)が102.6%(年払い)と下がりました。
 月払いの返戻率は98.3%なので、加入するなら年払いです。

(2019/4/14情報更新)

  1. JA共済のこども共済「学資応援隊」はこんな学資保険
  2. JA共済のこども共済「学資応援隊」の3つのメリット
  3. JA共済のこども共済「学資応援隊」の返戻率
  4. JA共済のこども共済「にじ」と「えがお」
  5. JA共済のこども共済「にじ」と「えがお」の返戻率
  6. まとめ:学資保険を選ぶなら、ほかの保険

JA共済のこども共済「学資応援隊」はこんな学資保険

 アンパンマンのCMでおなじみのJA共済の学資保険が、JA共済のこども共済「学資応援隊」です。

 22歳満期の学資金型の共済で、18歳から22歳までの5年間学資金が受け取れます。
 共済金額300万円では、18歳から22歳まで、毎年60万円ずつ受け取れます。大学の学費として使える学資保険です。

 さらに、子供が病気や災害で所定の後遺障害を負ってしまった場合や、共済掛金の払込が終わった後に死亡した場合に300万円の保障。掛け金の払込が終わる前に子供が死亡した場合は、加入してからの経過した年数に応じた保障があります。

 万が一の保障がある分、他の学資保険より保障は充実していますが、そのため返戻率は劣ります。

商品名
学資金 子供の保障
学資応援隊
18歳60万円
19歳60万円
20歳60万円
21歳60万円
22歳60万円
病気または災害で後遺障害のとき300万円
病気または災害で死亡のとき経過年数に応じた額(300万円X経過年数÷払い込み期間)

JA共済の加入資格について

 JA共済は、農協の組合員なくても加入が可能です。

 出資金を支払って准会員となることで、共済に加入することができます。

JA共済のこども共済「学資応援隊」の3つのメリット

 返戻率は若干のデメリットですが、学資応援隊には、3つのメリットがあります。

クレジットカード払いができる

 JA共済のこども共済「学資応援隊」はクレジットカード払いができるようです。

 こども共済のしおり・約款の49Pの共済掛金の払込方法として、口座振替扱い、持参扱い、クレジットカード扱いが紹介されています。

 クレジットカード払いを利用すれば、ポイント分トクをします。

 楽天カードで1%、リクルートカードで1.2%、返戻率がその分、プラスされるイメージですね。

子供が12歳まで加入できる

 学資保険には年齢制限があり、ソニー生命で3歳、明治安田生命で6歳、フコク生命で7歳を超えると、加入することができません。

 JA共済は、12歳まで加入ができるので、子供が小学生になっても、学資保険に加入することができます。

子供の保障がある

 学資応援隊には、子供の保障がついています。

 子供の生命保険の必要性については、考えるところがあるかもしれませんが、後遺障害についての保障があるところはメリットです。

JA共済のこども共済「学資応援隊」の返戻率

 JAの学資保険「学資応援隊」の返戻率は、ネット広告などでは、102.6%(30歳男性、0歳の子供の場合)となっていますが、年間162,441円を18年間払う年払いタイプ、一般的な月払いタイプではないところに注意が必要です。

 学資応援隊のシュミレーションをしてみると、18歳満期の月払いタイプの場合、共済金額300万円で、月14,127円で返戻率は98.3%です。

 月払いでは元本割れするので、年払いで加入する方がおすすめです。

 また、12歳払い済みでは、返戻率がアップ。12歳払い済みで年払いをすると、返戻率が105.7%までアップします。

 払い込みタイプごとの返戻率を表にしました。(共済金額300万円、30歳男性、子供の年齢0歳の場合)

払済 払い込みタイプ 共済掛金 返戻率
利率
18歳 月払い 14,127円 98.3%
18歳 年払い 162,441円 102.6%
0.244%
12歳 月払い 20,559円 101.3%
0.098%
12歳 年払い 236,412円 105.7%
0.414%

スポンサード リンク

JA共済のこども共済「にじ」と「えがお」

 JA共済のこども共済には、祝金型として、「にじ」「えがお」の2つのプランがあります。

 「にじ」は、幼稚園、小学校、中学校、高校の入学時にも祝金が受け取れる共済です。

 共済金額300万円の場合、3歳15万円、5歳30万円、11歳30万円、14歳60万円、17歳90万円、22歳満期に75万円が受け取れます。

 これに災害で万一の場合の500万円と、病気で万一の場合の300万円の保障がつきます。

 「えがお」は、にじと祝金、共済金額の保障は同じですが、万が一の保障が、6~14歳で災害1000万円、病気900万円、15~22歳で災害1700万円、病気1500万円と増額されます。

 「にじ」「えがお」ともに養育年金がついたものと、なしのプランがあります。

 養育年金付きのプランの場合は、契約者(親族)が万が一の場合に、入学祝金や満期共済金とは別に、毎年、決まった額の養育年金を一定期間、受け取ることができます。

商品名
学資金・祝金 子供の保障
こども共済「にじ」
(幼稚園入園前)3歳15万円
(小学校入学前)5歳30万円
(中学校入学前)11歳30万円
(高校入学前)14歳60万円
(大学入学前)17歳90万円
22歳75万円
災害で万一のとき500万円
病気で万一のとき300万円
こども共済「えがお」
(幼稚園入園前)3歳15万円
(小学校入学前)5歳30万円
(中学校入学前)11歳30万円
(高校入学前)14歳60万円
(大学入学前)17歳90万円
22歳75万円
・災害で万一のとき
(0~5歳)500万円
(6~14歳)1,100万円
(15~22歳)1,700万円
・病気で万一のとき
(0~5歳)300万円
(6~14歳)900万円
(15~22歳)1,500万円

JA共済のこども共済「にじ」と「えがお」の返戻率

 JA共済のこども共済「にじ」と「えがお」の返戻率ですが、保障が充実している分、学資応援隊よりも低くなります。

 通常の月払いであれば、にじの返戻率は93.3%、えがおの返戻率は89.5%。ともに元本割れします。

 年払いでも元本割れするので、教育資金を貯める目的なら、標準的なプランの学資応援隊の方がおすすめです。

払済 払い込みタイプ 共済掛金 返戻率
にじ
18歳 月払い 14,874円 93.3%
18歳 年払い 171,045円 97.4%
えがお
18歳 月払い 15,525円 89.5%
18歳 年払い 178,518円 93.3%

JA共済のこども共済の公式サイトはこちら

JA共済のこども共済学資応援隊のシュミレーションはこちら

スポンサード リンク

まとめ:学資保険を選ぶなら、ほかの保険

 まとめです。

 JA共済のこども共済「学資応援隊」は、CMの露出もあり、ママリ口コミ大賞2019に選ばれたり、人気がある学資保険ですが、2019年4月の共済掛金改正もあり、返戻率が下がりました。

 月払いでは、元本割れするので、教育資金を積み立てる目的としては、不利になりました。

 JA共済の学資応援隊を選ぶなら、ほかの学資保険の方が返戻率的に有利になります。

 学資応援隊と同じ、18~22歳に学資金が受け取れる保険には、ソニー生命の学資保険Ⅲ型およびニッセイの学資保険があります。

 ソニー生命の学資保険Ⅲ型の返戻率は月払いで103.8%、ニッセイの学資保険は101.7%ですが、10歳払い済みなどの早期払い等を使えば、さらに返戻率がアップします。年払いも使えるので、返戻率的に、これらの保険の方が有利です。

 「にじ」および「えがお」の保障ですが、こどもに死亡保障を掛けるのはおすすめではありません。生命保険は、もしもの場合の経済的損失をカバーするものなので、親にかけるべき保険です。

 子供の医療保障なら、共済もしくは、持病になるような病気になった場合に備えて、民間の終身タイプの医療保険に入るべきです。
 子供の医療保険に関しては、下記のサイトなどをご覧ください。
子供の医療保険ランキング

商品名
返戻率
利率
月額の保険料 満期 保険金額
ソニー生命 Ⅲ型
103.8%
0.388%
8,916円 22歳 200万円
ソニー生命 Ⅲ型(10歳払い済み)
107.2%
0.512%
15,540円 22歳 200万円
ニッセイ学資保険
101.7%
0.170%
9,555円 22歳 210万円
104.7%
0.388%
13,350円 22歳 300万円

[PR]


記事監修FP

記事監修FP

小林だいさく
国公立大学卒業後、保険会社での7年半勤務。FP技能士2級。多数の保険の記事を執筆する。

スポンサード リンク

Page top icon