学資保険に3歳から入った場合におすすめの保険※3歳からでも遅くない
学資保険に3歳で入った場合の返戻率をまとめました。
子供が3歳になって、学資保険の加入はおそいかな?って人も多いかと思います。
入れる学資保険の選択肢は少なくなりますが、加入できる保険はあります。
3歳からでも返戻率の高いおすすめの学資保険を紹介します。
※2020年1月14日22時調べ
学資保険は3歳からでも遅くはない
学資保険は3歳から加入を考えると遅いのでは?という人も多いと思います。
yahoo知恵袋にも、「3歳から入ろうと思うんですが、大丈夫でしょうか?」みたいな質問が多くあります。
幼稚園に入って、ママ友との間で遅いという話になるのかもしれませんが、学資保険は3歳からでも遅くはありません。
確かに、赤ちゃんから学資保険に入るときと比べれば、条件は厳しくなりますが、銀行預金の積み立てと比べると、学資保険の方が有利です!
銀行の積立の場合、金利が良いとされる楽天銀行の定期預金でも1年で0.11%です。
毎月1万円で、20年積立としても、元本240万円で、242万6482円で、返戻率は101.1%です。(※金融庁の資産運用シュミレーションにて試算)
下記の表を見てもらえば分かりますが、明治安田生命のつみたて学資で103.3%など、学資保険の方が有利です。
商品名 | 利率 | 返戻率 |
---|---|---|
楽天銀行 定期預金(6ヶ月) |
0.12% 20年 |
101.2% |
明治安田生命 つみたて学資 |
約0.33% 15歳満期 |
103.3% |
さらに、学資保険には、払込免除特約があり、契約者(親)に万が一のことがあれば、以後の保険料の払い込みは免除となり、子供に確実に、教育資金を残すことができます。
もう一つ、保険に入ることが初めてなら、生命保険料控除が受けられ、所得税、住民税の節税になります。
子供の将来のために、教育資金を貯めようと思うなら、銀行で積み立てるよりも、学資保険の方がお得です。
ちなみに、投資信託や外貨の方が、利率が良いという人もいますが、マイナスになる可能性もあります。
ずっと良い運用成績でも、受け取り時に、相場が悪化すれば、元本割れの可能性もあります。
保険料を払い込めば、しっかり増える点で、学資保険は安心です。
3歳からでも、遅くはありません。
学資保険に3歳から入った場合の返戻率
学資保険に3歳から入った場合の返戻率を表にしました。
返戻率とは、掛けた保険料に対して、どれだけの保険金が返ってくるかという率です。(参照:学資保険を返戻率の高さで選ぶ理由:学資保険の返戻率の計算式)
学資保険は、商品ごとに条件に違いがあるので、ランキングの比較条件として、返戻率を使っています。
なお、条件を揃えるために30歳男性で計算し、保険金額は、18歳満期で、200万円のプランをメインにして計算しています。
返戻率が高いのが、明治安田生命のつみたて学資です。保険金額200万で102.2%、300万円にすると103.3%の返戻率です。
次が、フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型です。17歳払い済みで101.4%ですが、11歳払い済みにすると104.8%になります。
保険金額300万円になりますが、ニッセイ学資保険も高くなります。18歳払い済みで102.8%、5年払いにすると106.0%までアップします。
※下記の表の保険料は、保険金額200万円、18歳満期の場合の保険料です。返戻率の上限は、高額割引、短期払いを用いてアップした場合の率です。
商品名 保険料 |
返戻率 |
---|---|
明治安田生命 つみたて学資 13,588円 ※15歳払済 |
102.2~103.3% |
フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型 11,763円 ※17歳払済 |
101.4%~104.8% |
フコク生命 みらいのつばさ ステップ型 12,088円 ※17歳払済 |
100.9%~104.3% |
ニッセイ学資保険 16,200円 ※300万円 |
102.8%~106.0% |
JA共済 こども共済 学資応援隊 11,352円 |
97.8%~100.8% |
アフラック 夢みるこどもの学資保険 10,392円 |
96.2%~97.9% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 11,660円 |
95.2%~97.5% |
3歳から入る学資保険おすすめランキング
学資保険に3歳から入るなら、明治安田生命のつみたて学資がおすすめです。
15歳払い済みの分、返戻率がアップ。保険金額を300万円にすれば、高額割引で返戻率がさらにアップします。
2番目がフコク生命 みらいのつばさです。11歳払い済みを選べば返戻率アップ。兄弟割引があるほか、小学校、中学校の学費のサポートもできるプランもあります。
保険金額300万円になりますが、日本生命「ニッセイの学資保険」もおすすめです。
保険金の受け取り方が、入学時100万円、その後に毎年50万円ずつなので、大学の学費への使い勝手がいいのもメリットです。
明治安田生命「つみたて学資」
フコク生命「みらいのつばさ」
日本生命「ニッセイの学資保険」
まとめ
3歳からの学資保険の加入は、もう遅い!と思う人もいるかもしれませんが、銀行預金などと比べても、学資保険は有利です。
子供が幼稚園に入って、子供の教育費の大事さに気づき、学資保険を考えられていると思います。
毎月1万円近いお金は、家計に負担かもしれませんが、児童手当分を学資保険に充てるなどすれば、払うことは可能です。
年払いなどを使えば、保険料は、少しですが安くなります。
子供のために、教育資金をためておきたい!と考えるなら、資料請求や保険相談サービスを利用するなど、学資保険のことを具体的に考えてみてください。
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小林だいさく
国公立大学卒業後、保険会社での7年半勤務。FP技能士2級。多数の保険の記事を執筆する。