学資保険に年齢制限はあるの?子供の加入年齢は7歳、8歳が目安です
学資保険の年齢制限、子供の加入年齢の上限は、かんぽ生命の12歳です。
ただ、元本割れせずに、貯めることが可能な年齢を考えると、小学校1年生あたりの7歳、8歳が目安になります。
ちなみに返戻率が高くて人気のソニー生命の学資保険の加入年齢の上限は3歳です。
返戻率が高い学資保険を選ぶなら、早く加入する必要があります。
学資保険の保険会社ごとの年齢制限
学資保険にも年齢制限はあります。
学資保険は、大学入学前の17歳、18歳までに積み立てないといけないので、いつでも契約可能というわけではありません。
保険会社ごとの年齢制限を見ると、ソニー生命が3歳と一番早く、明治安田生命、日本生命が6歳、フコク生命が7歳、かんぽ生命、JAこども共済が12歳となります。
12歳までなら、安心と思うかもしれませんが、かんぽ生命は元本割れしますし、JAこども共済も年払いしないと元本割れします。
毎月保険料を支払って貯めることを考えると、7歳が学資保険の年齢制限の上限になります。
保険会社 | 契約可能年齢 |
---|---|
ソニー生命 | 3歳まで |
明治安田生命 | 6歳まで |
日本生命 | 6歳まで |
フコク生命 | 7歳まで |
アフラック | 7歳まで |
第一生命 | 10歳まで |
JAこども共済 | 12歳まで |
かんぽ生命 | 12歳まで |
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小学生からの学資保険は返戻率が低くなる
小学生から学資保険に入る場合、6歳までは日本生命、明治安田生命、7歳までならフコク生命に加入できますが、それ以降、10歳以上になると、JA共済「学資応援隊」または、かんぽ生命「はじめのかんぽ」になります。
小学生からでも学資保険に入れる!と思うかもしれませんが、返戻率は低くなり・・・というか、月払いでは、学資応援隊、はじめのかんぽともに元本割れします。
学資応援隊は、年払いでは元本割れしないのですが、ぎりぎりプラス程度で、増えるイメージで入る保険には遠くなります。
ただ、学資保険以外の保険を選べば、返戻率の高いものもあります。
小学生からの学資保険には、下記のページにまとめたので、記事をチェックしてください。
→学資保険に小学生(7歳~)から入ろうと思う時のおすすめ※じぶんの積立なら返戻率103%
プランや月額払いなどの払い方で年齢制限が早まる場合もあります
学資保険の年齢制限ですが、プランによっては、早まる場合、年齢が低くなる場合もあります。
ソニー生命には、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3つのプランがありますが、中学入学に備え、12歳に学資祝金がもらえるⅠ型は、1歳までに加入が必要な場合があります。
小学校入学、中学入学など、早い段階で祝金がもらえる学資保険は、年齢制限が早くなります。
また、払い方でも年齢制限が早まる場合があります。
学資保険は、保険金の支払い時期が決まっているので、運用期間が短くなる、つまり子供の年齢が上がると、運用成果を上げることができません。
通常の月額払いでは、加入年齢があがると、運用が不利になりがちです。
ソニー生命の場合でも、10歳払い済みなら3歳でも加入可能も、18歳払い済みでは年齢制限にひっかかる場合があります。
月額払い、18歳払い済みなどは、年齢制限が早くなります。
学資保険の年齢制限をクリアするには、年払い、10歳払い済みなどの早期払い
学資保険の年齢制限ぎりぎりの場合でも、なんとか加入したい場合の方法は、年払いなどのまとめ払いと10歳払い済みなどの早期払いです。
年払いは、1年分をまとめて、支払う方法です。
一回に払う金額は多くなりますが、まとめて払う分、保険会社にとって口座振替手数料が安くなるメリットもあるため、年齢制限が若干ゆるくなります。
JAこども共済は、12歳で月額払いでは元本割れしますが、年払いなら元本割れしません。
10歳払い済みなどの早期払いも、支払いが早く終わり、運用期間が長くなる分、年齢制限の条件が緩和されます。
ただ、年齢制限に近くなると、年払いや早期払いをするにしても、金額が多くなりがちで条件が厳しくなります。
学資保険の年齢制限を気にしなくてもいいように、学資保険はできるだけ早い年齢での加入を考えるべきです。
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