学資保険を選ぶ際の3つのポイント

  • 返戻率が高い学資保険であること
  • 保険金の支払い時期を考えること
  • 保険の支払い済みの時期を考えること

学資保険を選ぶ際の基本は返戻率が高い保険であること

 学資保険を選ぶ基本は、返戻率が高い元本割れしない学資保険であることです。

 こどもの教育費を貯めるための保険が積み立てても目減りするのであれば、その保険に入る意味はありません。現在、販売されている学資保険は、ほとんどが元本割れしない保険で、以前は、元本割れしていたかんぽ生命の学資保険も返戻率が100%を超えるようになってきています。

 ただ、いくつかの保険で、子ども用の医療保険とセットになっている保険があり、そういった保険は、医療保険の分、元本割れする構成になってしまっているので、選んではいけません。

保険金額の支払い時期を考える

 返戻率が高い保険を選んだら、次に考えたいのが保険金額が支払われる時期、いつ保険金額支払われるかというところです。

 郵便局の学資保険などのイメージが強く、学資保険というと、大学入学の学費用で18歳あたりに保険金が支払われるイメージがあるかもしれませんが、そういう保険は、現在はソニー生命、かんぽ生命あたりの一部の保険で、ほかの保険については、支払い時期がバラバラになっています。

 最近、多くなっている支払い時期は、大学入学時に契約金額の半分程度の保険金が下り、その後大学3年間で残りを分割するといったもので、そのほかに高校入学時や、小学校、中学校入学時に受け取れるものもあります。

 支払い時期が多様化している理由は、いい大学に入るために、いい高校、いい中学に入るなど、教育費をかける時期が前倒しになっているからです。

 子供が生まれたばかりで、教育方針については、あまりピンとこないかもしれませんが、今のご時勢であれば、小学校、中学校など、早い段階で保険金を受けとれるタイプの方が使い勝手はいいかもしれません。

 ただ、気をつけなくてはいけないのが、保険の支払い時期が早くなると、返戻率が低くなるということです。
 運用する期間が低くなると、利息が付く期間が減るので、返戻率は下がります。アフラックの学資保険の返戻率が低下したのはこれが理由になります。
 保険金を先に受け取れるタイプは、今のご時勢にあっていますが、返戻率に影響が出るということは頭に入れておいた方がいいかと思います。

保険の支払い済みの時期を考える

 保険にはいつまで保険金を支払うかという支払い済みの時期があります。
 学資保険については、ほとんどの保険が18歳払い済みで、18歳の誕生日までの18年間支払うタイプがほとんどです。ただ、保険によっては、5歳払い済み、10歳払い済み、17歳払い済みなど保険の支払い済みの時期が複数あります。

 まず、17歳払い済みというのは、早生まれ(1月1日から4月1日までの間に誕生日がある人)の人のためのものです。早生まれだと、大学の入学が決まるときに、18歳になっていないケースが出てきます。
 この場合、従来どおりの保険の規定では、大学の学費を支払う時期に保険の支払いが間に合わない場合が出てきます。そのため、支払い時期を前倒しにすることで、保険金がしっかり支払われるようにしたものです。

 5歳払い済み、10歳払い済みなどは、教育費があまりかからない時期に保険を支払ってしまおうとするものです。
 子供の教育費が必要な時期には波があり、中学生、高校生といった、塾や予備校の費用もかさんでくる後半にお金がかかる傾向があります。
 そのため、比較的お金がかからない前半に保険金を支払ってしまおうというのが5歳払い済み、10歳払い済みといったものです。
 当然、早く払う分、保険料は大きくなります。ただ、支払いが早い分、運用期間が長くなるので返戻率が高くなるといった利点もあります。

学資保険の選び方のまとめ

 学資保険を選ぶ際には、ある程度、子供の教育について、カンタンでいいので、考えてみる必要があります。
 教育熱心にいい大学に入れたいのであれば、いい中学・高校にいれるためのお金も必要になってくるので、保険金の支払いが前倒しになるタイプが良くなりますし、その時期の出費をあらかじめ減らすために、10歳払い済みなど、支払い時期の早いタイプも選択肢に入ってきます。

 学資保険を決めるときには、人気やクチコミといったほかの人の情報に惑わされるのではなく、保険の資料請求をするなどして、返戻率以外のところにも目を向ける必要があります。

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