学資保険に小学生から入るならココ!返戻率ランキングとおすすめの保険
学資保険に小学生から入る場合のおすすめの保険を紹介します。
小学生から学資保険に入ろうとすると遅いと言われます。でも加入できないわけではありません。
小学生から入れる学資保険を返戻率でランキングにしました。
ただ、返戻率にこだわるのなら、学資保険以外に、もっとおすすめの保険があります。
記事の後半で紹介するので、最後まで読んでください。
※2020年5月22日22時調べ
- 小学生から学資保険に入る場合は年齢制限に注意
- 小学生から学資保険に入った場合の返戻率ランキング(7歳から12歳まで)
- おすすめは明治安田生命「じぶんの積立」※月5000円~、返戻率103%
- 小学生から大学の学費を貯める他の方法
- まとめ
小学生から学資保険に入る場合は年齢制限に注意
「小学生から学資保険に入るのは遅い!」と結構、言われます。その理由は「年齢制限がある」からです。
学資保険は、子供が小さいうちから加入して、高校卒業の18歳を満期として、教育資金を貯めるための保険です。
保険会社が想定しているのは子供が3歳あたりです。
実際、返戻率が高いことで人気のソニー生命の学資保険も年齢制限は3歳で、明治安田生命のつみたて学資が6歳、フコク生命「みらいのつばさ」が7歳となっています。
ただ、小学生からでも学資保険に入れないわけではありません。
かんぽ生命「はじめのかんぽ」、JA共済のこども共済「学資応援隊」は12歳まで加入することができます。
小学生から学資保険の加入を考えるなら、かんぽ生命「はじめのかんぽ」、JA共済のこども共済「学資応援隊」になります。
学資保険の商品ごとの年齢制限
商品名 | 年齢制限 |
---|---|
ソニー生命の学資保険 | 3歳まで |
明治安田生命「つみたて学資」 日本生命の学資保険 |
6歳まで |
フコク生命「みらいのつばさ」 | 7歳まで |
第一生命「こども応援団Mickey」 | 10歳まで |
かんぽ生命「はじめのかんぽ」 JA共済 こども共済「学資応援隊」 |
12歳まで |
小学生から学資保険に入った場合の返戻率ランキング(7歳から12歳まで)
加入できる学資保険が分かると次に知りたいのは返戻率です。
学資保険は、子供の年齢が上がると返戻率が下がります。運用期間が短くなるためです。
そのため、年齢ごとの返戻率を調べる必要があります。
そこで、7歳から12歳の年齢別に、学資保険の返戻率を調べました。返戻率の高いものから順にランキングで表示しています。
基本条件として、30歳男性、保険金額200万円、18歳支払済みで調べています。返戻率の上限は、高額割引、短期払いを使って返戻率をアップした場合です。
なお、かんぽ生命「はじめのかんぽ」は、3種類ありますが、返戻率がもっとも高い大学入学時+在学中の学資金準備コースの場合の返戻率で、計算しています。
7歳(小学1年生・2年生) | |
商品名 保険料 |
返戻率 |
---|---|
フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型 16,501円 ※17歳払済 |
101.0~103.8% |
フコク生命 みらいのつばさ ステップ型 16,541円 ※17歳払済 |
100.7~103.6% |
JA共済 こども共済 学資応援隊 16,541円 |
97.2~102.9% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 15,920円 |
約95.2% |
8歳(小学2年生・3年生) | |
JA共済 こども共済 学資応援隊 17,172円 |
97.0~102.7% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 17,520円 |
約95.1% |
9歳(小学3年生・4年生) | |
JA共済 こども共済 学資応援隊 19,116円 |
96.8~102.5% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 19,500円 |
約95.0% |
10歳(小学4年生・5年生) | |
JA共済 こども共済 学資応援隊 21,544円 |
96.7~100.9% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 21,960円 |
約94.9% |
11歳(小学5年生・6年生) | |
JA共済 こども共済 学資応援隊 24,666円 |
96.5~100.7% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 25,120円 |
約94.7% |
12歳(小学6年生) | |
JA共済 こども共済 学資応援隊 28,830円 |
96.3~100.5% |
かんぽ生命 はじめのかんぽ 29,520円 |
約94.6% |
7歳までならフコク生命「みらいのつばさ」が返戻率が高くなります。
7歳までならフコク生命です。
→フコク生命「みらいのつばさ」について詳しくはこちら
8歳以上ならJA共済「学資応援隊」です。
かんぽ生命「はじめのかんぽ」も加入はできますが元本割れします。
学資応援隊は、月払いなら元本割れしますが、年払いを選ぶと、8歳以上でも元本割れしません。
年齢別に返戻率を見てきましたが、毎月の保険料が1万円を超えて高いのと、その割に返戻率が低いと思うかもしれません。
学資保険は、子供が0歳のときが一番返戻率が高いので、小学生になると低くなります。
保険料が手軽で、返戻率の高い保険は・・・と思いませんか?
そこで、おすすめの保険です。
その保険は、明治安田生命「じぶんの積立」です。
じぶんの積立は、毎月5000円から加入ができて、10年満期で返戻率が103%のつみたて保険です。
5000円から積立ができるので、児童手当をそのまま充てたりなど、教育費の積立に便利です。
5年以上の積立で、元本保証で、返戻率も103%になっています。
さらに、詳しくは、下記の記事をご覧ください。
おすすめは明治安田生命「じぶんの積立」※月5000円~、返戻率103%
小学生からの学資保険の代わりとしておすすめなのが、明治安田生命「じぶんの積立」です。
じぶんの積立は、貯蓄に特化した10年満期のつみたて保険です。
明治安田生命のかんたん保険シリーズ「ライト!」の保険で、契約件数が79万件以上(2018年8月現在)の人気の保険です。
人気の理由は、月5000円から積立ができ、元本保証で返戻率が103%、年利0.3%なこと。保険商品なので、利子税も取られず、生命保険料控除の対象にもなっています。
銀行の預金利率と比べても、利率の良さが分かると思います。
仕組みは、5年間積み立てて、5年据え置いて、高い返戻率を実現する仕組み。
5年間の積立後は元本保証で、7年後に101.3%、10年後に103%の返戻率になります。
毎月5000円から積み立てられる手軽さと、元本保証で103%の高い利率がおすすめするポイントです。
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じぶんの積立のシュミレーション
明治安田生命「じぶんの積立」を5000円から上限の2万円までシュミレーションしました。
10年満期で月5000円で309,000円、1万円で618,000円、2万円で123,6000円貯まります。
7年でも返戻率101.3%と増えるので、12歳で入っても、19歳と大学1年または2年の学費に間に合います。
5年 | 7年 | 10年 |
---|---|---|
5千円 | ||
30万円 100% |
304,140円 101.3% |
309,000円 103% |
1万円 | ||
60万円 100% |
608,280円 101.3% |
618,000円 103% |
1万5千円 | ||
90万円 100% |
912,420円 101.3% |
927,000円 103% |
2万円 | 120万円 100% |
1,216,560円 101.3% |
1,236,000円 103% |
小学生から大学の学費を貯める他の方法
小学生からの学資保険の代わりとして、明治安田生命「じぶんの積立」をおすすめしていますが、他にも方法があるのでは?と思う人もいるかもしれません。
大学の学費を貯める方法は、学資保険、積立保険のほかに、銀行預金、投資信託、個人向け国債、終身保険などがあります。
銀行預金は、だれでも考えつく方法です。すぐに始められる方法ですし、毎月、貯めていますという人も多いと思います。
手軽な方法でいいのですが、問題は、利率が安いことと利子から源泉所得税が引かれることです。毎月1万円程度の積立では、普通預金の金利での運用になります。高くて、年利0.10%(例:楽天銀行マネーブリッジ連携の場合など)ですし、その利息から、20.315%の源泉所得税が引かれます。
結局、年利0.10%では、10年積み立てても返戻率は約100.4%です。
投資信託は、高い運用利率が見込める方法です。モーニングスターのファンドランキングを見ると、高い利率のものは、年利10%を超えるものもあります。
利率の良さがあり、利子や利益から引かれる税金に関しても、ジュニアNISA、つみたてNISAを使えば、税金がかからない点が魅力です。
ただ、元本保証でなく、リスクがあるデメリットがあります。
リターンの良い投資信託があるように、元本割れする投資信託もあります。
また、長い目で見るとプラスになる投資信託も、景気の悪化で一時的にマイナスになる場合もあります。
子供の学費は必ず必要になります。リスクは避けるべきです。
個人向け国債は、元本保証で、日本政府が発行している安全性から人気があります。
安全ではありますが、利率は低く、変動10年第110回債で、0.05%(税引き前)となっていて、銀行預金より低い利率です。(参考:財務省 個人向け国債)
終身保険も学資保険の代わりに積立に使われる場合があります。
長い期間があれば返戻率も高くなりますが、10年程度の積立では元本割れします。(オリックス生命終身保険ライズでシュミレーション)小学生の学資保険の代わりにはなりません。
大学の学費を貯める方法はいろいろあり、リターンを考えるなら、投資信託が使えますが、リスクあります。
元本保証の商品の中では、明治安田生命「じぶんの積立」がもっとも有利です。
商品名 | 元本保証 | 返戻率 (10年の場合) |
---|---|---|
つみたて保険 じぶんの積立 |
〇 | 103% |
銀行預金 楽天銀行マネーブリッジ |
〇 | 約100.4% |
個人向け国債 変動10年 |
〇 | 約100.2% |
投資信託 | × | 商品により変動 |
終身保険 オリックス生命ライズ |
× | 約96.9% |
※銀行預金、個人向け国債の返戻率は、金利からカシオの積立計算(複利毎課税)でシュミレーションしています。
まとめ
小学生からの学資保険は、選ぶことができる保険が少なく、加入が難しくなります。
子供の将来を考えて、児童手当などを貯金する人も多いと思います。
学資保険が厳しいのであれば、そのまま銀行に貯金する人が多いと思いますが、銀行預金に預けるなら、10年満期で返戻率103%の明治安田生命「じぶんの積立」です。
10年満期で、返戻率が103%なので、年利0.3%です。
銀行の積立預金と比べても利率が高く(イオン銀行の積立定期で0.08%)、ジュニアNISA、つみたてNISAなどの投資信託は元本割れのリスクがあります。
子供の学費のために安全に貯めるなら明治安田生命「じぶんの積立」がおすすめです。