明治安田生命「つみたて学資」のメリットとデメリットを解説|学資保険チョイス【FP監修】

明治安田生命「つみたて学資」のメリットとデメリットを解説【FP監修】

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」

　明治安田生命の学資保険「つみたて学資」は、返戻率102.7%、利回り0.236%と、返戻率、利回りが高い学資保険です。

　15歳払い済みの短期払いで返戻率と利回りをアップ、保険金額が300万円にすると、高額割引で、さらに返戻率がアップします。

　18歳～21歳までの4年間、保険金額200万円であれば、毎年50万円受け取れる保険なので、大学の学費として使いやすい学資保険です。

　※返戻率=満期保険金+祝い金÷支払い保険料の総額

(2020/7/11調べ)

　明治安田生命のつみたて学資は、返戻率が約102.7%、利回りが0.236%と、返戻率と利回りが高い学資保険です。

　保険金額200万円、15歳払い済みのプランであれば、15歳まで保険料を払うと、18歳50万円、19歳50万円、20歳50万円、21歳50万円受け取ることができます。

　18歳から受け取ることができますが、大学の学費や教材購入費などへの備えがメインの学資保険になります。

　返戻率の高さの理由は、15歳払い済みと支払いを前倒しにしたことです。運用期間が長くなるので、その分、利回り、返戻率が良くなるということです。

　つみたて学資の短期払いには、10歳払い済みのほか、一括払いもあり、それらを選ぶと、さらに返戻率、利回りがアップします。

　また、保険金額が300万円になると、高額割引で、返戻率104.1%、利回り0.357%とアップ。ちなみに保険金額が300万円では、ソニー生命のⅢ型よりも高い返戻率になります。

　明治安田生命のつみたて学資の返戻率と利回りをタイプ別にまとめました。(男性30歳、子供0歳の場合)

　短期払いの10歳払いで返戻率・利回りがアップするほか、保険金額が300万円になると、さらにアップします。

　もっとも高い、保険金額300万円の10歳払い済みでは、返戻率が105.7%、利回りが0.400%になります。

タイプ	返戻率利回り	月額の保険料	満期	保険金額
15歳払い済み	102.7% 0.236%	10,814円	21歳	200万円
10歳払い済み	104.7% 0.330%	15,910円	21歳	200万円
15歳払い済み	104.1% 0.357%	15,995円	21歳	300万円
10歳払い済み	105.7% 0.400%	23,640円	21歳	300万円

　子供の年齢が高くなると、学資保険の返戻率が下がりますが、明治安田生命のつみたて学資は、子供が2歳以上になっても返戻率が他社と比べて、高い返戻率となっています。

　子供が2歳の場合の返戻率は、15歳払込:102.4%、10歳払込:104.3%となり0.3～0.4%ほどしか下がりません。
　他の学資保険では、返戻率が１%以上低下するケースもあるため、優れています。

タイプ	返戻率	月額の保険料	満期	保険金額
15歳払い済み	102.4%	12,520円	21歳	200万円
10歳払い済み	104.3%	19,973円	21歳	200万円
15歳払い済み	103.6%	18,555円	21歳	300万円
10歳払い済み	105.0%	29,735円	21歳	300万円

　明治安田生命のつみたて学資には、一括払いもあります。

　究極の短期払いとも言える一括払い、返戻率、利回りがかなり高くなります。

返戻率利回り	保険料	満期	保険金額
108.0% 0.419%	1,851,139円	21歳	200万円
109.0% 0.472%	2,749,776円	21歳	300万円