フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」のメリットとデメリットを解説【FP監修】

 フコク生命のみらいのつばさも、返戻率、利回りの高さで人気がある学資保険です。

 返戻率の高いジャンプ型なら、契約者(親):30歳男性、被保険者(子供):0歳、11歳払い済みで、返戻率105.5%、利回り0.416%になります。

 子供が大きくなっても、返戻率が高く、2歳以上で学資保険に加入する場合は、フコク生命が有利になります。

 ※返戻率=満期保険金+祝い金÷支払い保険料の総額

(2020/7/11情報更新)

  1. フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」の2つの特徴
  2. 払い済み別の返戻率と利回り
  3. 種類別の保険料支払いイメージ
  4. フコク生命の学資保険の特徴のまとめ

フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」の2つの特徴

 フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」の2つの特徴について紹介します。

子供が2歳以上でさらに高い返戻率

 返戻率の高さで人気なのがフコク生命のみらいのつばさです。

 1歳までは、ソニー生命、明治安田生命などの返戻率が高くなりますが、2歳以上だと、フコク生命の方が有利になります。

 フコク生命の学資保険には2タイプあり、より返戻率が高い保険金を一括で受け取れるジャンプ型は約101.9%。入園・入学のシーンにあわせて受け取れるステップ型は返戻率が約101.2%になります。(共に17歳払い済み)

 返戻率だけを見ると、ジャンプ型が有利に思えますが、ステップ型は、幼稚園、小学校、中学、高校、大学の入学と、節目に細かく祝い金がもらえるので、便利に使えます。ソニー生命のⅠ型がよく似たタイプです。

兄弟割引がある

 もうひとつのフコク生命の特徴が兄弟割引です。兄弟がいれば月払いで、満期保険金額10万円につき、月額10円の割引があります。

 イメージがわかないかもしれませんが、標準的な満期保険金額の200万円のパターンだと、月200円保険料が安くなります。

 18年間分と考えると、約4万円の割引額になるので、返戻率もさらにアップします。

 二人目を考えているのであれば、おトク感のある保険です。

 早期払いのプランを選ぶこともでき、17歳払い済みのほか、14歳払い済み、11歳払い済みが選べるようになりました。
 他の学資保険と同様に早期に支払いが終わるため、返戻率が高くなります。

 何度でも相談無料!保険市場のオンライン保険相談はこちら

スポンサード リンク

払い済み別の返戻率と利回り

 30歳男性、子供0歳、保険金総額ジャンプ型200万円、ステップ型210万円の場合

 ジャンプ型は、18歳時と22歳時に保険金額受け取れるタイプ。
 ステップ型は、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の入学時と満期時に保険金が受け取れるタイプです。

11歳払い済み
種類 返戻率
利回り
月額保険料
ジャンプ型 105.5%
0.416%
10,170円
ステップ型 104.7%
0.361%
15,186円
14歳払い済み
種類 返戻率 月額保険料
ジャンプ型 103.8%
0.326%
11,467円
ステップ型 103.0%
0.263%
12,131円
17歳払い済み
種類 返戻率 月額保険料
ジャンプ型 101.9%
0.195%
9614円
ステップ型 101.2%
0.122%
10170円

種類別の保険料支払いイメージ

 保険金額100万円、保険金総額210万円の場合です。

 大学入学をメインにするならジャンプ型が、幼稚園から大学入学まで、保険金を受け取りたい場合はステップ型です。

種類 受取イメージ
ジャンプ型 [大学入学祝金]18歳時100万円、[満期保険金]22歳時100万円
ステップ型 [幼稚園入学祝金]3歳時5万円、[小学校入学祝金]6歳時5万円、[中学校入学祝金]12歳時10万円
[高校入学祝金]15歳時10万円、[大学入学祝金]18歳時70万円、[成人祝金]20歳時10万円、[満期保険金]22歳時100万円

フコク生命の学資保険の特徴のまとめ

  • 貯蓄性を重視した学資保険で返戻率が高い
  • 11歳払い済み、14歳払い済みが選べ、早期に支払いが終わる分、返戻率がアップします
  • 兄弟割引がある
  • 大学時にまとめて受け取るジャンプ型と、入学のシーズンにあわせてこまめに受け取れるステップ型がある。
  • 契約者が万が一の場合は以後の払い込みは不要の保険料払込免除特約がある

 何度でも相談無料!保険市場のオンライン保険相談はこちら

スポンサード リンク

Page top icon