学資保険に2歳から入る場合のおすすめ-返戻率なら明治安田生命、フコク生命【FP監修】

2歳の学資保険

 学資保険に2歳で入る場合の返戻率を調べました。

 学資保険に2歳から入るのは遅い?と思う人も多いかもしれません。確かに、赤ちゃんや、1歳から入るよりも返戻率は下がりますが、それでも銀行預金より高く、10歳払い済みなどの早期払いを選べば、105%を超える返戻率も可能です。

 人気のある学資保険はソニー生命ですが、子供の年齢が2歳だと明治安田生命やフコク生命の方が返戻率高くなり、おすすめです。

 学資保険に2歳から入る場合のおすすめの保険を紹介します。

 ※返戻率=満期保険金+祝い金÷支払い保険料の総額

※2019年5月18日23時調べ

  1. 学資保険に2歳から入るのは遅い?
  2. 2歳の子供の学資保険に入った場合の返戻率ランキング
  3. 10歳払い済みなど短期払いなら返戻率が高くなります
  4. 学資保険に2歳から入るときのおすすめ!

学資保険に2歳から入るのは遅い?

 学資保険に2歳から入るのは遅い?と思う人も多いと思います。

 0歳や1歳で入るのと比べると、確かに返戻率は低くなります。

 下記は、学資保険で人気のソニー生命の学資保険Ⅲ型の年齢別の返戻率です。

→ソニー生命の学資保険の詳細はこちら
年齢 返戻率
0歳 103.8%
1歳 102.1%
2歳 100.4%

 見ると分かる通り、0歳では高かった返戻率も、2歳になると、100.4%と返戻率が下がります。

 学資保険は、積立型の保険のために、早く入った方が、返戻率などが有利になります。

 ただ、2歳から入っても返戻率が高い学資保険はあります。

 また、10歳払い済みなどの短期払いを使うと、返戻率を高くすることもできます。

学資保険に2歳から入った場合の返戻率ランキング

 学資保険に2歳から入った場合の返戻率をランキングにしました。

 条件を揃えるために30歳男性、保険金額は200万円(月額保険料がおよそ1万円あたりまで)で比較しています。

 1番は明治安田生命のつみたて学資です。
 保険金額200万円でも高い返戻率ですが、保険金額が300万円になると103.6%とさらにアップします。

 2番目がフコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型です。
 短期払いとして、14歳払い済みを選ぶと、返戻率が103.3%になります。

 3番目がニッセイの学資保険です。
 保険金額が300万円になると、高額割引で返戻率が103.2%と大きくアップします。

 人気のソニー生命の学資保険は、2歳以上では、返戻率がそれほど高くありません。

商品名
支払い期間/満期
(保険金額)
保険料
(返戻率)
明治安田生命 つみたて学資
15歳払い済み/22歳満期
(200万円)
12,520円
102.4%
フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型
17歳払い済み/22歳満期
(210万円)
10,941円
101.5%
ニッセイ学資保険 祝い金なし
18歳払い済み/22歳満期
(210万円)
10,801円
101.2%
フコク生命 みらいのつばさ ステップ型
17歳払い済み/22歳満期
(210万円)
11,268円
101.0%
ソニー生命の学資保険 Ⅲ型
18歳払い済み/22歳満期
(200万円)
10,368円
100.4%
JA共済 こども共済 学資応援隊
18歳払い済み/22歳満期
(200万円)
10,626円
98.0%
アフラック 夢みるこどもの学資保険
18歳払い済み/18歳満期
(180万円)
9,738円
96.2%
かんぽ生命 はじめのかんぽ
(大学入学時+在学中の学資金準備コース)
18歳払い済み/21歳満期
(200万円)
10,920円
95.2%

10歳払い済みなど短期払いなら返戻率が高くなります

 10歳払い済みなどの短期払いは、18歳まで払うところを10歳と早期で払うことで、返戻率を高くする仕組みです。
 また、10歳で終わるので、小学校のうちに、学資保険の支払いが終わるメリットもあります。

 短期払いは、多くの保険会社で利用できます。

 10歳払い済みの短期払いを利用した場合は、保険金額200万円では、フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型(11歳払い済み)が返戻率105.0%と有利になります。

 保険金額300万円では、明治安田生命が105.0%、ニッセイの学資保険が105.5%とかなり高くなります。
 保険料も高くなりますが、毎月の予算があるなら考えてみたいところです。

 10歳払い済みなどの短期払いを利用した場合の学資保険の返戻率を調べました。下の表でご確認ください。

商品名
支払い期間/満期
(保険金額)
保険料
(返戻率)
フコク生命 みらいのつばさ ジャンプ型
11歳払い済み/22歳満期
(210万円)
17,624円
105.0%
フコク生命 みらいのつばさ ステップ型
11歳払い済み/22歳満期
(210万円)
18,151円
104.5%
明治安田生命 つみたて学資
10歳払い済み/22歳満期
(200万円)
19,973円
104.3%
ニッセイ学資保険 祝い金なし
10年払い/22歳満期
(210万円)
16,793円
104.2%
ソニー生命の学資保険 Ⅲ型
10歳払い済み/22歳満期
(200万円)
20,128円
103.5%
ソニー生命の学資保険 Ⅱ型
10歳払い済み/18歳満期
(200万円)
20,580円
101.2%
JA共済 こども共済 学資応援隊
12歳払い済み/22歳満期
(200万円)
16,500円
101.0%
アフラック 夢みるこどもの学資保険
10歳払い済み/18歳満期
(180万円)
19,122円
98.0%
かんぽ生命 はじめのかんぽ
(大学入学時+在学中の学資金準備コース)

12歳払い済み/21歳満期
(200万円)
17,100円
97.5%

学資保険に2歳から入るときのおすすめ!

 学資保険に2歳で入るときにおすすめの保険です。

 1歳まではソニー生命の学資保険がおすすめでしたが、2歳からは違います。

 1番のおすすめは、明治安田生命のつみたて学資です。
 保険金額200万円でも300万円でも返戻率が高くなるほか、学資金の受け取り方も、18~21歳まで4年間、均等に受け取れるので、学費に充てやすいメリットがあります。

 2番目がフコク生命「みらいのつばさ」です。
 保険金額200万円なら返戻率がもっとも高く、11歳払い済み、14歳払い済みと2種類の短期払いも選んで、返戻率をアップさせることができます。

 保険料は高くても、学資保険でしっかり学費を貯めたいというなら、ニッセイの学資保険です。
 保険金額300万円なら、明治安田生命、フコク生命を超える返戻率になります。

明治安田生命「つみたて学資」

明治安田生命

返戻率:102.4%

 15歳払い済みで高い返戻率となっており、10歳払い済みなら104.3%の返戻率になります。
 保険金額300万円なら高額割引となり、返戻率がアップし105%になります。

フコク生命「みらいのつばさ」

フコク生命の学資保険みらいのつばさ

(ジャンプ型)返戻率:101.5%

 11歳払い済みの早期払いを選べば、返戻率105.0%になります。
 2歳なら17歳払い済みでも11歳払い済みでも高い返戻率になります。
 さらに、兄弟で入れば、兄弟割引で保険料が安くなります。

日本生命「ニッセイの学資保険」

日本生命

返戻率:101.2%

 10歳払いを選べば、返戻率104.2%、さらに保険金額300万円で10年払いを選べば返戻率105.5%となります。
 保険金額300万円なら、フコク生命よりも高くなります。

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